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エアコンを延長コードで使用。お客様の安全を考えた「専用回路」のご提案

エアコンを延長コードで使用。
お客様の安全を考えた「専用回路」のご提案

1.購入のきっかけ

今回は、エアコンクリーニング依頼をいただいたS様へのご提案事例をご紹介します。
S様とは1年位のお付き合いになります。

さて、S様宅に伺うと、エアコンの電源を延長コードで使用していらっしゃいました。

(エアコンから延長コードが伸びています)

(さらに延長コードをつないでいます)

これは危険です!

大切なことなので何度もご紹介していますが、エアコンは使用電力がとても大きいので、専用回路(エアコン専用の回路)が必要になります。

エアコンの専用回路の設置は、法令上の義務はありませんが、エアコンは電流が大きいため、ブレーカーが落ちやすく、出火につながるおそれがあるので、サクライ電気では、専用回路の設置をご提案させていただいております。

S様にも「安全に使うには、エアコン専用コンセントを増設した方が良いこと」を説明させていただきました。ご理解いただき、エアコン専用回路の工事を行うことになりました。

2.工事方法(こだわり)

最初に、電気工事士が既設の分電盤の確認をさせていただきました。
通常は、既存の分電盤に予備のブレーカーのスペースがあれば、そこに専用回路を増設します。

(既存の分電盤)

確認の結果、S様の既存の分電盤には、下段に安全ブレーカーの空きスペースがありました。

(ブレーカーを設置するスペースが安全ブレーカーの下段にあります)

今回はそのスペースに安全ブレーカー(子ブレーカー)を取り付け、エアコン専用コンセントの増設工事を行いました。

(安全ブレーカーを取り付けました!)

(目立たないようにキレイに配線していきます)

(ばっちりエアコン専用コンセントが設置できました!)

S様からは「エアコン専用のコンセントがあることを知らなかったので、電気屋さんに安全な方法を教えてもらって良かった」とおっしゃっていただけました。当店もお客様に安心していただける提案ができて、良かったです!

サクライ電気では、分電盤に空きスペースがない場合のエアコン専用回路の増設も行っています。
方法は2つあります。

1.既存の分電盤に増設用分電盤を取り付ける
2.回路数が多い分電盤に交換する

【参考:増設用分電盤の取付事例はこちら】
https://sakurai-ac.com/aircon-trouble/ac-senyoukairo/

また、分電盤の容量変更など、分電盤に関するお問い合わせもお気軽にご相談ください。

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