2階にエアコンを設置して追加で工事費用が発生するケースは、室外機を下の階に取り付けるための配管延長・天吊り工事・室外機の壁掛け工事です。
1.室外機の配管延長
戸建ての2階に室内機を取り付けるときに下の階の空いたスペースに室外機を取り付けることが多々ありますが、2階から1階への取り付けには大体7m以上の配管が必要だと言われています。
当社の場合、配管4mが標準取付工事の範囲内なので下の階へ室外機を設置するときは大体3m以上の配管延長が必要になります。さらに、障害物などがあり2階から1階へ配管をジグザクに引っ張らないといけないときは、その分、余計に配管延長が長くなります。
また、配管が長くなるほど直射日光に当たりやすく紫外線に弱い配管が痛んでしまいます。そうするとエアコン本来の性能が維持できなくなることがあるので配管延長が必要なお客様には化粧カバーの取り付けを必ずオススメしています。配管の劣化が進んでしまうと配管交換になることがあります。配管を守るために化粧カバーの取り付けをご検討ください。なお、化粧カバーの取り付けは追加工事になり別途費用がかかります。
室外機の配管延長の施工写真

2.室外機の天吊り工事
室外機の天吊り工事は集合住宅で工事されているところが多く、ベランダなど少ないスペースを有効活用するために室外機を天吊り金具を使って天井に吊るして設置します。
天吊工事は室外機を持ち上げて設置するので追加工事の高所作業になります。
天吊り金具は経年劣化でサビてしまうので安全に使い続けられないと判断したきは、再利用ができません。天吊金具を使ってエアコン取り付けをご希望のお客様は、天吊り金具の代金も含めてお見積りさせていただきます。
室外機の天吊り工事の施工

3.室外機の壁掛け
室外機の壁掛け工事は、2階の室内機を設置するお部屋の周辺にベランダがなく、下の階に空いたスペースもなくて、室外機の置く場所がないときにエアコンを壁掛け金具を使って室外機を取り付けます。
天吊り工事と同様に壁掛け金具がない場合は、高所作業工事と壁掛け金具の費用がかかりますが、壁掛け金具のほかに屋根置き金具など様々な取り付け金具が販売されているので、室外機の置く場所がなくて困っているお客様も当社の電気空調職人が最善策をご提案させていただきますので、あんしんしてご依頼ください。
室外機の壁掛け工事と屋根置き工事
